顔の乾燥を改善する秘訣は化粧水を止めることから【乾燥肌必読】

保湿化粧水をつけても乾燥肌が改善しないのは、保湿化粧水が肌の乾燥を悪化させてるから。乾燥改善に本当に必要なのは…

肌を乾燥させないように、洗顔後は保湿化粧水や乳液・美容液・クリームでスキンケアというのが当たり前になっていますよね。

保湿化粧品も、プチプラから高級なものまで、乾燥肌用や敏感肌用まで、保湿成分もコラーゲンやヒアルロン酸やセラミドが配合されていて…お試しセットやトライアルセットを使って、自分の肌に合った化粧品がすぐに見つかるようになりました。

でも、つけたときは潤っているように感じていても、毎日欠かさずスキンケアしている方ほど素肌の乾燥が悪化している現実を知っていますか…?

これを示す事実が3つあるので、ひとつずつ伝えます。

ひとつ目は実際にある化粧品会社が2015年7月に10代~60代のスキンケア化粧品を使っている女性433人にきいたアンケートです。

以下の4枚のグラフを見てください。

肌が衰えたと感じたことがありますかという問いに対し、98%が「はい」と回答

気になりだした肌の状態はどういったものかという問いに対し、50%が「乾燥」と回答

実年齢に対し、肌年齢は何歳だと思うかという問いに対し、58%が「3歳以上」と回答

肌の衰えをどのように実感したかという問いに対し、75%が「日頃のケアの中で」と回答

引用元:日経ウーマンオンライン

重要なのは、40代以上の方なら歳を重ねることによる衰えもあるでしょうが、まだ肌再生力や新陳代謝も活発な10代から30代の方のほとんども肌の衰えを感じているという点です。

本当に日々の化粧水や美容液やクリームでのスキンケアで肌の保湿力が改善されるのであれば、これだけスキンケアが当たり前になった現在なら、乾燥肌や敏感肌や混合肌の割合は減っていくはずです。

でも、現実は肌の乾燥を感じる方は増えています。

ふたつ目は、化粧品をすべて止めると肌はきれいになるというメッセージで有名な美容形成外科医の宇津木龍一先生の著書「肌の悩みがすべて消えるたったひとつの方法」の中で、実際に美容ドッグで宇津木先生が肌を診察した女性たちのデータです。

∗  美容ドッグというのは、人間ドッグの美容版です。

肌の悩みがすべて消えるたったひとつの方法

本の該当箇所を引用すると、

私は北里研究所病院美容医学センターで皮膚の状態をくわしく検査する美容ドックを開設しました。

全身の健康を検査する人間ドックのように、肌の健康状態をチェックする美容ドックが必要ではないかと考えたのです。

美容ドックは新聞やテレビ、雑誌でとりあげられ、おおぜいの患者さんが押しかけてきたおかげで、たくさんの肌データもすぐに集まりましたが、そのデータを集計して、わたしは仰天しました。

美容ドックを受けた最初の227人のうち、188人は頬が乾燥し、肌がボロボロの状態になっていたのです。

実に83%に当たります。

しかも、そのうち105人、つまり全体の半数近くの肌のキメは最悪の状態でした。

健康、正常といえる肌の人はわずか39人、全体の17%しかおらず、そのうち非の打ち所のない理想的な肌をした人は、たったの2人でした。

わたしは、この結果に本当に驚き、最初はその結果が信じられませんでした。

しかも、美容ドックを受診してくれたのは、スキンケアをさぼっているような人たちではなく、1時間ほどの検査に35,000円ものお金を払って自分の肌を診てもらおうというスキンケアの意識の高い、人並み以上にスキンケア化粧品でケアしている方たちだったのです。

さらに調べてみると、熱心にスキンケアをしている人ほど、肌は乾燥して荒れ果てていたのです。

わたしは、この事実を美容皮膚科学会で発表しました。

引用元:「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法

スキンケアに熱心な女性のほうが肌が乾燥し荒れているという結果が明確にがでています。

そして、3つめはわたし個人の体験です。

わたしは35歳ですが、20代はいわゆるスキンケアに熱心なほうで、毎日スキンケアを欠かしませんでしたが、仕事を辞めてから、家にいるようになってスキンケアを少し止めてみたら、肌の乾燥が悪化しているのに気づきました。

ふだんは、毎日化粧水をつけて美容液をつけてクリームをつけているので、その効果で肌が潤ってみえるので、素肌の状態に気づいていなかった…というか素肌も潤っているとばかり思っていました。

それから、本当のスキンケアや東洋医学や漢方などを勉強して、化粧品をやめていったら素肌の潤いは確実に戻っていき、肌のキメが整っていくのがわかったのです。

これら3つの事実が、化粧水・乳液・美容液・クリームなどのスキンケア化粧品でのケアが、素肌の乾燥を悪化させキメを壊し、肌荒れや炎症や乾燥に伴うたるみやシワやくすみなどの原因のひとつであることを示しています。

でも、化粧品会社はこんなこと言うはずがありません。

化粧品が売れなくなってしまいますから。

美容雑誌や美容サイトはこんなこと書くはずがありません。

化粧品の広告が売上ですから。

99%のスキンケアや美容本にはこんなことは書かれていません。

著者は皮膚科医でも美容家でも化粧品関連の仕事をしている方ですから。

そして、ここでわたしが伝えたいのは、肌を乾燥させるからスキンケア化粧品は使わないでくださいということではありません。

スキンケア化粧品は、つけている間は肌を潤っているようにみせ、ふだんの肌よりキレイにしてくれますが、同時に肌を乾燥させ負担をかけるものでもあります。

だからこそ、毎日のケアに使うのではなく、肌をキレイに見せたいとき…デートや食事会やおしゃれな場など…そういうおしゃれをするときだけポイントで使うのがおすすめだと思っています。

そして、ふだんは正しい素肌ケアで素肌に本当の潤いを取り戻し、キメを整えておくのが理想的なスキンケアです。

正しい素肌ケアについては、以下の記事を参考にしてください。

参考:肌をきれいにするたったひとつのスキンケア方法【全年齢対象】

ただ…本当に化粧水でお手入れすることで肌の乾燥が悪化しているとしても…どうして保湿成分や肌を潤す成分をつけてるのに乾燥するのか…不思議ですよね…。

もし、興味があれば、かんたんに解説しておくので以下も続けて読んでみてください。

化粧水でお手入れすると肌が乾燥してキメが壊れていく理由…

多くの方は、化粧水をつけることで保湿効果がないということはあっても、肌が乾燥していくというのは想像しにくいかもしれません。

ただ、たとえば、皮膚自身がつくりだしている潤いのひとつに天然保湿因子がありますが、これは様々な種類のアミノ酸やタンパク質の分子が結合してできていて、だからこそ肌は潤った状態を保ち、皮膚の中の水分も蒸発しないですみます。

一方で、化粧水の成分の90%以上は精製水という真水です。

真水を肌につけても潤すことはできませんし、時間がたてば肌につけた水は必ず蒸発します。

肌に水をつけると必ず蒸発して紙のようにゴワゴワになり、角質の端っこがめくり上がり、そこから肌の水分が蒸発して乾燥していきます。

そして、皮膚の上の水が蒸発すると、濡れた紙が乾いたときにゴワゴワにめくり上がるように、肌の表面の角質の端っこがめくれ上がったり、浮き上がったりして、その隙間から皮膚の水分も蒸発していき、肌は乾燥してます。

「化粧水には保湿成分が入っているから保湿成分を肌に浸透させることで肌が潤うんじゃないの…?」と思われる方もいると思うのですが、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分は、もともと粉末で精製水に溶かすことで「しっとりタイプ」と呼ばれるとろみのある液体になります。

でも、結局は水ですから、とろみで肌にとどまる時間が長くなるだけで水は蒸発します。

そして、肌の上に溶かしていた粉末の残骸が残り、その粉末がさらに肌の水分を吸収していきます。

つまり、保湿成分を配合することで、結果的に水だけよりもさらに肌の乾燥を悪化させてしまいます。

もちろん、肌の中でコラーゲンやヒアルロン酸に変わって保湿力を上げるということはありません。

この仕組みを知ると、スキンケアに熱心なほど…化粧品をつければつけるほど、肌の乾燥がひどくなりキメもボロボロになっているという実態も納得してもらえるのではないでしょうか。

10代や20代のうちは、もともと肌が元気で肌の生まれ変わりも早いので、スキンケア化粧品の潤ってみえる良さだけが魅力的にみえて、肌が乾燥していっているということに気づきにくいと思います。

でも、そういったダメージは歳を重ねると一度に表面化してくるので、肌をキレイに魅せるスキンケア化粧品は当たり前に毎日つけるのではなく、おしゃれが必要な時と場所だけにして、毎日のスキンケアは素肌の本当の潤いをサポートする自然なケアを重視してください。

参考:肌をきれいにするたったひとつのスキンケア方法【全年齢対象】

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